大統領府広報官室は4月16日、企業が求めるスキルを持つ人材を育てるためのトレーニング支援を大統領府イニシアティブとして開始すると発表した。

具体的な内容は以下の通り。
・コミュニティカレッジと地元企業が協力し、ジョブトレーニングを推進するため、労働省は5億ドルを用意。
・労働省は既存のH-1B基金のうち1億ドルを見習い生に対する助成とする。統計によると実習生の87%がプログラム終了後採用されており、卒業生の初任給の平均は5万ドル。
・見習い制度が成功するよう、労働省、教育省、退役軍人省はプログラムを再構築する。
・企業、組合、非営利団体に対する見習い生受け入れ拡大を要請。
・コミュニティカレッジと企業のパートナーシップを強化するため、慈善事業・非営利活動からの支援を充実。
・コミュニティカレッジへの投資と見習い制度の拡大に向け、見習い制度訓練基金（Apprenticeship Training Fund）として20億ドルを確保。今後5年間で登録見習い制度を倍増させる。

[DW編集局]