[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
財務省, ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
元記事公開日:
2014/04/25
抄訳記事公開日:
2014/05/27

新たな極地調査船で英国を海洋研究の最先端に 

Chancellor puts UK at forefront of ocean research with new polar science ship 

本文:

2014年4月25日、ジョージ・オズボーン(George Osborne)財務大臣は、英国の科学者が南極・北極の両極地で気候・海洋研究の第一線で活躍できるように、英国政府が極地調査船に新たに2億ポンドの資金を投じる旨明らかにした。

新たに建造される調査船は船上に研究室を複数有し、海洋環境や海洋生物に関するデータを採取する無人潜水艇、水中グライダーなどの先端技術を装備する。 財務大臣の発言の骨子は以下のとおり。

・極地海域は、まだ発見の余地を多く残している世界最後のフロンティアの一つである。
・英国はこれら地域におけるプレゼンスを持ち続ける必要がある。しかしながら、現在保有する2隻の極地調査船は寿命が近づいており、交換の必要がある。
・したがって、英国の科学者が南極・北極の両極地で研究の第一線で活躍するするために、英国の先端技術を備えた新しい極地調査船に投資する。

[DW編集局]