[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国立研究機構(ANR)
元記事公開日:
2014/04/23
抄訳記事公開日:
2014/06/02

創設後1年になる「LabCom」プログラムの総括

Bilan du programme LabCom un an après sa création

本文:

国立研究機構(ANR)の2014年4月23日標記報道発表の概要は以下のとおり。

「LabCom」プログラムは2013年初めに設置された。このプログラムの目的は、研究室と企業間の提携による学術研究関係機関に潜在する協力・知識移転能力の開発にある。開始後1年余りが経ったので、この施策を数字で振り返る。

2013年初めの「LabCom」創設以来、選考委員会が4回開かれ、197件の応募プロジェクトに対して123件のプロジェクトが委員会の審査対象となった。審査対象とならなかった74件のプロジェクトのうち59件は不受理とされ、15件は委員会の次回会合待ちとなっている。

第1次審査で採択されなかったプロジェクトのうち20件は、委員会メンバーから提案内容の改善を行い再応募するよう助言を受けた。その結果13件の2者間提携プロジェクトに変更が施され、その内の6件が最終的に首尾よく委員会による採択を勝ち取った。

全部で34件(35件が採択されたが1件辞退)の共同研究室が実現を見ることになり、採択率は28%。2件の共同研究室はすでに運用段階にあるが、その他は契約締結待ちの状態にある。34件の採択プロジェクトには(人文社会科学領域の占める割合は小さいが)全学術領域が含まれる。

[DW編集局+JSTパリ事務所]