[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 原子力・代替エネルギー庁(CEA)
- 元記事公開日:
- 2014/04/28
- 抄訳記事公開日:
- 2014/06/03
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次世代抗ウィルス剤の開発
- 本文:
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原子力・代替エネルギー庁(CEA)の2014年4月28日標記報道発表の概要は以下のとおり。
ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)が主導しCEA-IBITECSが参画する国際協働研究により、ウイルス感染に対する免疫反応の調節において、酵素であるプロテアーゼ「MMP-12」がこれまで知られていない重要な役割を果たしていることを突き止めた。これを基に研究者らはMMP-12による抑制剤を開発した。ネズミ目のモデルで試験の結果、この抑制剤はこの種の感染に対する免疫反応の強化に有効であることが分かった。「Nature Medicine」誌に発表された本業績は、革新的な抗ウィルス治療戦略の開発に道を開くものである。
[DW編集局+JSTパリ事務所]