国立宇宙研究センター(CNES)の2014年4月30日標記報道発表の概要は以下のとおり。

「ベガ」は2014年4月30日ギアナ宇宙センターから打ち上げられ、地球観測衛星「KazEOSat-1」を太陽周期軌道上に投入するミッションを完璧に果たした。2012年の最初の打ち上げ以来「ベガ」の打ち上げ成功は3回目となる。

「KazEOSat-1」はカザフスタン共和国に民生応用の完璧なシリーズを提供する任務を有し、天然資源・農業資源の監視、地図作成用データの提供、自然災害の場合の救助活動支援などの任務がある。衛星の実行制御はAirbus Defence & Space社に委託されている。「KazEOSat-1」の離陸時の重量は830キログラム、寿命は7年とされている。

[DW編集局+JSTパリ事務所]