[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
独語
公開機関:
ドイツ連邦環境省(BMUB)
元記事公開日:
2014/05/14
抄訳記事公開日:
2014/06/06

第8回国際ナノテク所管省庁対話

8. Internationaler Nano-Behördendialog

本文:

第8回国際ナノテク所管省庁対話が開催される。これに関して連邦環境省(BMUB)は概略以下のような報道発表を行った。

第8回国際ナノテク所管省庁対話の主要テーマは「ナノ材料と環境」で、BMUBをホストに、ドイツ、リヒテンシュタイン、オーストリア、スイスの省、庁、研究機関の代表者が意見交換を行う。

ナノ材料のテストと計測の領域においてはまだ知識の差があり、適切なリスク評価や規制によって緊急に埋めていかなければならない。このため研究の現状に関する意見交換が重要である。無駄な二重作業を回避し、知識の差を埋めるための新しいプロジェクトを効率よく主導していかなければならないからである。

専門家の講演や議論によって明らかになったのは、環境におけるナノ材料に関してまだ多くの問題が未解決であるが、集中的かつしっかりと目標を定めた研究によって良き基盤が作られている、ということである。
国際ナノテク所管官庁対話は、ドイツ語圏各国の環境、健康、労働保護等の所管官庁並びに科学者の対話プラットフォームであり、毎年開催されている。ナノ・ガバナンスを巡る最近のテーマに関する非公式の、国境を越えた情報・経験交換がその目標である。

[DW編集局]