原子力・代替エネルギー庁の2014年5月5日標記報道発表の概要は以下のとおり。

天体物理学計測・モデル化研究室(CEA/CNRS/パリ・ディドロ大学)のチームは、太陽の核の中心から表面までを把握可能な、しかも3次元の極めて完璧な太陽のシミュレーションにおいて、重力波の影響をモデル化することに成功した。

この成果により、非常に高精度の情報入手が可能となり、太陽の内部活動に関してこれまでにない厳密な記述ができる。本成果は「Astronomy and Astrophysics」誌に発表されるが、理論的モデルの大幅な肉付けに役立ち、太陽等観測の今後の宇宙ミッションの準備にも大いに役立つ。

[DW編集局+JSTパリ事務所]