2014年04月18日付の「中国科学報」ネット版は、127名のリーダー人材、28の専門家チームがイノベーション人材推進計画に入選したと報じた。本記事ではその概要をまとめる。

このほど、中国科学技術部（MOST）は2013年のイノベーション人材推進計画の入選リストを公布した。全国の大学から127名の中青年科学技術イノベーションリーダー人材、28の重点領域におけるイノベーションチーム、17カ所イノベーション人材育成モデル基地が中国の国家イノベーション人材推進計画に入選した。教育部と関連大学は入選対象に対し、継続的に支援し、審査管理を行う。

イノベーション人材推進計画は2011年から実施され、中青年科学技術イノベーションリーダー人材、科学技術創業人材、重点領域におけるイノベーションチーム、イノベーション人材育成モデル基地という四つの部分によって構成され、『国家ハイレベル人材特別支援計画』（通称「万人計画」）の大切な一環である。『国家中長期人材発展計画綱要（2010―2020年）』に基づき、体制とメカニズムを革新し、政策環境を最適化し、保障措置を強化することによって、世界レベルに達する科学者、ハイレベルな科学技術リーダー人材及びエンジニア、優秀なイノベーションチーム及び創業人材を育成する。

[JST北京事務所]