[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国立情報科学・自動化研究所(INRIA)
元記事公開日:
2014/05/13
抄訳記事公開日:
2014/06/11

マインド・ミラー: 現実味が増してきた脳活動の可視化

Mind-Mirror : visualiser l'activité cérébrale en réalité augmentée

本文:

国立情報科学・自動化研究所(INRIA)の2014年5月13日標記報道発表によると、INRIAの研究チームが自分自身の頭の中の脳の活動を見ることのできる装置「マインド・ミラー」を開発した。INRIA、情報科学・ランダム系研究所(RISA)、レンヌの国立応用科学研究院(INSA)による協働研究の成果である。「マインド・ミラー」装置は、リアルタイムの脳波測定(EEG)による現実性の高い方法を初めて取り入れた。

「マインド・ミラー」装置は、EEGヘルメット、3Dカメラ、およびミラーの役割をする半透薄膜で覆われたスクリーンで構成される。

研究者らは「マインド・ミラー」を脳活動の可視化に関するより古典的な装置と比較してテストすることが出来た。その結果「マインド・ミラー」では、より革新的な可視化により脳の活動の制御を効率的に学習することが可能であることが観察された。

[DW編集局+JSTパリ事務所]