[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国民教育・高等教育・研究省(MENESR)
元記事公開日:
2014/05/21
抄訳記事公開日:
2014/06/23

遺伝子組み換え植物: フィオラゾ大臣が議会で答弁

O.G.M.: Réponse de Geneviève Fioraso à Bernard Accoyer, député de Haute-Savoie

本文:

国民教育・高等教育・研究省の2014年5月21日標記報道発表によると、フィオラゾ高等教育・研究担当大臣は遺伝子組み換え植物の研究に関して研究機関・大学学長会議が表明(5月20日)した重大な懸念について5月21日議会で答弁した。概要は以下のとおり。

研究機関の理事長や所長らと会合を持ったが、結果として彼らの要求は全く単純なものである。「科学的な議論だけでなく倫理的な議論の結果にも基づいて許可が与えられている場合、研究は法に則って実施できる必要がある。バイオ技術機構やバイオ技術高等評議会にも倫理委員会があるのはそのためである」。

科学の進歩という目的において、またリスクの管理という目的においても、所定の資格を与えられたこのような研究が研究者によって全く安全に実施できることが重要である。そうでなければ研究、ひいてはこの領域でのリスクの管理の意欲を衰退させる危険がある。そういうわけで私は研究者らの訴えに連帯の意を表明した。

[注] 「公的研究機関および大学の責任者による声明」の記事参照
http://crds.jst.go.jp/dw/20140604/201406041817/

[DW編集局+JSTパリ事務所]