[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2014/05/07
抄訳記事公開日:
2014/06/25

中国首都圏の緊急地震速報システムが稼働、7秒以内に警報

中国首都圈地震预警系统启用 地震后7秒内警报

本文:

2014年05月07日付の「中国科学報」ネット版は、中国首都圏の緊急地震速報システムが稼働し、7秒以内に警報を出すことができると報じた。本記事ではその概要をまとめる。

緊急地震速報システム四川省重点実験室によると、約1年半の建設期間を経て、中国首都圏緊急地震速報システムがこのほど完成し、すでに試験運用の段階に入っているという。同システムは首都圏の市民及び地下鉄・化学工業施設などの重要施設に向け、緊急地震速報サービスを提供する。

首都圏は北京市を中心とした都市圏で、同システムは北京、天津、唐山など主な地震断層帯をカバーし、その面積は13万平方キロメートルに上る。首都圏及び周辺地域で地震が発生した場合、速報システムは7秒以内に警報をだすことができ、被害削減の効果が期待されている。

研究によると、地震波が訪れる3秒前に警報を出せば、死傷の被害は14%、10秒前に出せば39%軽減することができる。同システムは、成都ハイテク減災研究所が独自開発したICL地震速報技術を採用し、携帯、テレビ、微博(ウェイボー、中国版Twitter)、専用端末等を通じ、地震情報をリアルタイムに配信する可能である。

[JST北京事務所]