[本文]
-
- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科学報
- 元記事公開日:
- 2014/05/07
- 抄訳記事公開日:
- 2014/06/25
-
中国、世界初のアルツハイマー治療器の開発に成功
- 本文:
-
2014年05月07日付の「中国科学報」ネット版は、中国が世界初のアルツハイマー治療器の開発に成功したと報じた。本記事ではその概要をまとめる。
5月6日、国家級ハイテク企業のハルビン奥博医療器械有限公司の孫作東氏が率いる研究チームは、8年に渡って「奥博アルツハイマー治療器」を開発し、ハルビン市で黒竜江省科学技術庁の審査合格に至った。
同治療器は、特に、軽・中度アルツハイマー患者の治療に適用し、患者の記憶・認知機能、精神状態及び日常生活を送る能力を大幅に改善でき、また、経頭蓋磁気刺激法により、アルツハイマー治療の中国国内外の空白を埋めたという。「奥博アルツハイマー治療器」プロジェクトは黒竜江省の第12次五カ年計画重大科学技術難関突破計画のプロジェクトであり、同治療器は国家医療器械登録証を取得し、初の製品が市場に投入されている。
[JST北京事務所]