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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科学報
- 元記事公開日:
- 2014/05/12
- 抄訳記事公開日:
- 2014/06/26
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中国科学院寧波材料研究所等、炭素繊維複合材料で自動車製造
- 本文:
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2014年05月12日付の「中国科学報」ネット版は、中国科学院(CAS)寧波材料研究所等が炭素繊維複合材料で自動車を製造したと報じた。本記事ではその概要をまとめる。
CAS寧波材料技術工程研究所と奇瑞汽車(Chery Automobile)が共同開発したプラグインハイブリッド車「艾瑞沢7」は、2014年北京国際モーターショーで展示され、注目を集めた。
同車種のボディは炭素繊維複合材料で製造し、車両全体が40%~60%軽量化され、燃費が7%向上できた。炭素繊維の引張強度は3,500MPa以上で、鋼材の7~9倍であるため、従来車種より安全性が高い。
同製品は中国科学院知識イノベーションプロジェクト及び国家ハイテク研究発展計画(863プロジェクト)の成果として報告され、同プロジェクトは自動車製造における中国産炭素繊維複合材料の応用をめぐって、フロンティア研究を展開している。
[JST北京事務所]