2014年05月16日付の「中国科学報」ネット版は、2014年グローバル・リサーチカウンシル（GRC）が北京で開催されると報じた。本記事ではその概要をまとめる。

中国科学院（CAS）、中国国家自然科学基金委員会（NSFC）、カナダ自然科学・工学研究会議（NSERC）が共催する2014年グローバル・リサーチカウンシル（GRC）は、5月26日から5月28日にかけて北京で開催予定である。今回の会議は「科学技術論文のオープンアクセス」と「若手科学技術人材の育成」という2大テーマをめぐって展開し、50ヶ国の70の研究理事会および主要な科学研究機構の代表が会議に参加する見込みである。

GRCは2012年に、アメリカ国立科学財団（NSF）、ドイツ研究振興協会（DFG）、中国科学院（CAS）等によって設立された非公式の科学組織であり、国際科学技術組織が合意できる発展戦略を探求し、科学技術分野における国際協力を促進する目標が設定されている。

[JST北京事務所]