2014年6月3日付ロシア連邦政府ウェブサイトは、メドヴェージェフ首相が新興企業・投資家国際会議「Startup Village 2014」に出席した旨発表したところ、概要は以下のとおり。

「Startup Village」はスコルコヴォ基金が主催するロシア最大の新興企業会議で、ロシア各地域、CISその他諸国の新興企業のほか、投資家、開発研究機関、主要な技術系の大企業、ビジネス界、学生が参加する。

今年は4つの領域で250件のプロジェクトが「Startup Village」コンペティション向けに選抜された。メドヴェージェフ首相はこの新興企業プロジェクト・コンペティションの成果発表について、「多数のプロジェクトに関するプレゼン発表があったが、本日の発表者たちが彼らの極めて興味深いプロジェクトを事業化できることを期待している」とコメントした。

首相はまた、ロシア内外によく知られたこのスコルコヴォ・イノベーションセンターの建設プロジェクトに触れ、「我々はこの地に大規模なイノベーションセンター及びスコルコヴォ科学技術大学(SkolTech)を建設する。この大学は本格的な研究院で、すでに外国の専門家や教授陣を招聘している。このようなプロジェクトには資金が必要であるが、財政困難な時期にあっても、政府が承認したプロジェクトはすべて実行する。スコルコヴォはそのようなプロジェクトの1つである」と述べた。

[DW編集局]