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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 中国科学報
- 元記事公開日:
- 2014/05/29
- 抄訳記事公開日:
- 2014/07/09
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CAS文献情報センター、『産業技術情報』を発表
- 本文:
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2014年05月29日付の「中国科学報」ネット版は、中国科学院(CAS)文献情報センターが『産業技術情報』を発表したと報じた。本記事ではその概要をまとめる。
5月28日、中国科学院(CAS)文献情報センターは『産業技術情報』発表会を開催した。今回の発表会は「燃料電池車(FCV)及び車載用燃料電池」「3Dプリンター技術」をテーマとし、新源動力株式有限公司と中国科学院自動化研究所の専門家が発表内容についてコメントし、来場の参加者と対話を行った。
アナリストによると、燃料電池車は省エネ・無公害であるというメリットを有し、排出量ゼロの新型車であるという。燃料電池は今後最も理想的な駆動電源と言われているが、中国は当該技術領域において先進国家に遅れを取っている。今回の発表会によって、マクロ的な視点から、人々が燃料電池産業及びその技術についての理解を深めた。
米国と日本は3Dプリンター技術のコア特許を取得しており、中国が世界3番目の3Dプリンター市場となった。アナリストは会議の参加者に対し、3Dプリンター技術の応用領域と市場について紹介した。また、アナリストによると、3Dプリンター技術のビジネスモデルが未熟で、ビジネスモデルを完備させるには技術の発展が必要とのこと。
文献情報センターの劉細文副主任は、「同発表会を行うことは積極的な試みであり、中国科学院(CAS)文献情報センターの産業技術分析サービスをより多くの人に知らせたい」と表明した。
*新源動力株式有限公司:http://www.fuelcell.com.cn/
[JST北京事務所]