2014年06月04日付の「中国科学報」ネット版は、第1回国際データ科学大会が中国科学院大学で開催されたと報じた。本記事ではその概要をまとめる。

中国科学院擬制経済&データ科学研究センター*主催、上海市データ科学重点実験室（復旦大学）、シドニー工科大学量子計算智能システム（UTS：QCIS）及び西安交通大学管理学院共催の第1回国際データ科学大会（ICDS2014）は、5月27日から5月28日にかけて、中国科学院大学雁栖湖キャンパスで開催された。

今回の大会は「ビッグデータ時代におけるデータ科学の新分野の探索」をテーマとし、米、英、日、豪、香港及び中国大陸からの80人余りの専門家・学者が、ビッグデータの現在の「研究レベル」「ビッグデータがもたらすチャンスとチャレンジ」「データ科学研究の動向」等について討論を展開し、多くの領域で合意に達し、成果を挙げた。

今回の大会はビッグデータの研究交流にプラットフォームを提供し、データ分野における国内外トップクラスの専門家・学者及び企業からの参加者を集め、産学連携、ビッグデータの研究と応用を促進したという。

*CAS Research Center on Fictitious Economy and Data Science

[JST北京事務所]