[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国研究会議協議会(RCUK)
元記事公開日:
2014/06/05
抄訳記事公開日:
2014/07/10

研究会議すべてがResearchfishに移行

Research Councils move to Researchfish

本文:

医療研究会議(MRC)の2014年6月3日付標記報道発表の概要は以下のとおり。

MRC及び科学技術施設会議(STFC)に続き、残るすべての研究会議も、2014年9月より、研究成果・インパクトのデータ収集を行うResearchfish(オンラインで研究成果データを収集するシステム)に加入する予定である。

その目的は、英国研究会議に所属する7会議すべてが管轄する全分野にわたって研究成果データを統一プラットフォームで収集することにある。今後、複数機関から公的助成を受けている研究者は研究成果データを1回入力するだけで済み、事務簡略化が実現する。

現在、Reserchfishは、英国ガン研究所(Cancer Research UK)、イギリス心臓病支援基金(British Heart Foundation)等のチャリティ、国立衛生研究所(National Institute for Health Research)等の公共団体からなる70超の研究助成機関から資金提供を受ける1万5,000人の研究者が使用している。同一システム上で研究成果情報を収集すれば、研究助成機関は単独または共同で助成する研究の進展、生産性、質、インパクトの質的・量的評価を一貫して行うことができるため、政府予算の投入を継続するかどうかの決定も容易になる。

既にResearchfishに加入済みだったMRCとSTFCを除き、今回加入するのは、芸術・人文学研究会議(AHRC)、バイオテクノロジー・生物科学研究会議(BBSRC)、工学・物理科学研究会議(EPSRC)、経済・社会研究会議(ESRC)、自然環境研究会議(NERC)の5研究会議である。これまで利用していた研究成果システム(Research Outputs System)経由のデータ収集が終了するに伴い、Researchfishへの加入・移行の準備を行っていた。

MRCの戦略的評価・インパクト対策官、イアン・ヴァイニー(Ian Viney)博士の談話:
「Researchfishを通じて既に、2006年以降助成されてきた総額200億ポンドを超える研究がその包括的な成果内容と結び付けられている。今後は、助成規模で年間約45億ポンド相当の研究が非常に有望な研究成果としてデータ収集されていくことになろう。Reserchfishは、助成機関にとって有益なデータセットであり、研究者及び大学はこのデータセットを様々な目的のために再利用できる。」

[DW編集局]