[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立衛生研究所(NIH)
元記事公開日:
2014/07/07
抄訳記事公開日:
2014/08/05

NIH、アルツハイマー病ゲノム先端研究の次なるステップに助成 

NIH funds next step of cutting-edge research into Alzheimer’s disease genome

本文:

国立衛生研究所(NIH)の2014年7月7日標記発表の概要は以下のとおり。

科学者のチームがNIHからの支援を活用して、ゲノム配列の解析によるアルツハイマー病の遺伝的基礎の研究を実施する。

NIHからの助成金は4年間で総額2,400万ドルの予定で、アルツハイマー病の遺伝学的研究で最先端を行く8つの大学医学研究センターに配布される。ペンシルバニア大学(フィラデルフィア)、ケース・ウェスタン・リザーブ大学(クリーブランド)、マイアミ大学、コロンビア大学(ニューヨーク市)、ボストン大学、ワシントン大学(シアトル)、ワシントン大学(セントルイス)、テキサス大学(ヒューストン)の8箇所である。

研究者らは「アルツハイマー病シークェンシング・プロジェクト(ADSP)」の第1段階で生成されたゲノム配列データを解析する。ADSPは国立老化研究所(NIA)および国立ヒトゲノム研究所(NHGRI)(いずれもNIHの一部)との間で2012年に開始された画期的協力プロジェクトである。今回の新たな解析段階を支援する資金は、アルツハイマー病研究強化向けNIA予算の2014年度補正で賄われる。

[DW編集局]