[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科技網
元記事公開日:
2014/07/06
抄訳記事公開日:
2014/08/07

上海、特許出願と特許権取得の実態を初めて全面的に発表

上海首次全面发布专利申请和授权年度情况

本文:

中国科技網は2014年7月6付けで、上海市知的財産権局が2013年度上海市特許事業発表会において、同市の特許出願と特許権授与の実態を初めて公布したと伝えた。本記事でその概要をまとめる。

この発表によると、2013年度の同市における特許出願*は86,450件に上り、前年より4.6%増加した。うち、発明特許は39,157件(前年より5.4%増)、実用新案と意匠も含む特許全体を占める比率が全国平均より10数ポイント上回り、史上の最高となった。また、1万人当たりの発明特許所有数は20.3件(同18%増)で、全国で2位。

この他、企業の発明特許については、出願は24,363件(発明出願全体の62.2%)、特許権取得は6,053件(全体の56.9%)である。特許権取得の企業ランキングでは、中芯国際集積回路製造(上海)有限公司(414件)、宝山鋼鉄股份有限公司(258件)、上海華虹NEC電子有限公司(206件)がトップ3に並んでいる。

* 中国で、特許は、発明(一般的にいう特許)、実用新案、意匠を含むと定義される。

[JST北京事務所]