[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・イノベーション・技能省(BIS)
元記事公開日:
2014/07/08
抄訳記事公開日:
2014/08/08

科学部門の技能・研修の強化に5,200万ポンド 

£52 million boost for skills and training in UK science sectors

本文:

ビジネス・イノベーション・技能省(BIS)の2014年7月8日付標記報道発表の概要は以下のとおり。

デイヴィッド・ウィレッツ(David Willetts)BIS/大学・科学担当大臣(当時)は7月8日、科学分野の新たな人材に5,200万ポンドを投資して、2年間で7,800以上の技能・教育の機会を設けると発表した。

同大臣は、主要な科学部門約100社の雇用主で構成される新コンソーシアム - 科学産業組合(Science Industrial Partnershi: SIP) - の理事会で講演し、同コンソーシアムが政府の「雇用者責任技能指導基金(EOP)」に落札されたことを正式に発表した。このコンソーシアムは GlaxoSmithKline社が主導し、ライフサイエンス、化学、産業科学部門が世界経済において成長・競争するために必要とする、職業訓練・技能プログラムを企画する。

上記コンソーシアムは以下の点を実行する。

・1,360件の実習: 簡略化された新規の雇用者責任システムに基づいた、即戦力となる実習
・240件の研修: サイエンス・キャリアを積んでいる若手人材に対する新規の業務体験プログラム
・150件の産業(界のための)学位: 雇用者側の技能ニーズと学士の雇用適性にフォーカスした、学士教育の新規・抜本的アプローチ
・230件のモジュール式マスター・モジュール: 大学卒業後に職場でハイテク技能を身につける新たなモジュール型コース
・5,900件の従業員(の能力)開発機会: 全従業員の技術・管理能力の向上
・STEM(科学、技術、工学、数学)キャリア: 若者をSTEMの仕事に惹きつける分野横断的な提言

政府からは3,260万ポンドの投入が見込まれているのに対し、雇用主からは2,000万ポンドの投資と3,100万ポンドの現物支給が予定されている。

[DW編集局]