欧州委員会は、ドイツの再生可能エネルギー法（EEG）に関して国家補助金法の認可を決定。これに関して連邦経済エネルギー省（BMWi）は概略以下のような報道発表を行った。

EUの認可を受けて、ドイツの新再生可能エネルギー法（EEG）は計画通り2014年8月1日に発効する。

ガブリエルBMWi大臣は、「欧州委員会による認可は、単に再生可能分野や電力集約的な産業に限らず、投資の確実性をもたらすだろう。新EEGは、再生可能エネルギーの拡大、そしてエネルギー転換の成功を可能にする。同時に、ドイツの企業にとっては雇用の維持、そして欧州の産業強化に資する基本条件を創りだすものでもある。助成策は市場化に近いもの、コスト的に有利な技術に集中され、これによって過去数年の電気料金値上がりを鎮静化するだろう」と語った。

この認可によってEEGの抜本的改革がひとまず完了する。この改革は、EEGの導入以降、最大かつ広範に亘る変更で、再生可能エネルギーを経済的にも、法的にも更に拡大させるものになる。

[DW編集局]