連邦と州が共同で決定した「教職課程の質向上運動」がスタートすることになり、連邦教育研究省（BMBF）がガイドラインを発表。これに関してBMBFは概略以下のような報道発表を行った。

教職課程の質向上運動の開始にあたり、応募する大学は4カ月以内にプロジェクト提案書を提出し、その後2段階による競争方式によって審査される。

ヴァンカBMBF大臣は「このプログラムによって、教職課程を改革し、教員の質を持続的に改善する大学の努力を支援する。学年最高の人材を教職課程に獲得し、大学の教職課程の構造を最適化し、これまでよりも強く教育学的実践を取り入れ、専門科学、教育科学等を連携できるならば、優れた教師を得ることができる」とした。

教員が子供たちに与える影響は大変に大きい。ゆえに、社会が変われば、教育システムも教職課程も変わる。 連邦政府は、この運動のため今後10年間に5億ユーロを用意する。

[DW編集局]