2014年07月15日付の「中国科学報」ネット版は、科学技術フランスイベントが始動したと報じた。本記事ではその概要をまとめる。

このほど、中仏委員会主催の科学技術フランスイベントが北京で開幕した。情報によると、今回のイベントで中仏両国の経済、科学技術分野における協力・イノベーション成果が展示される見込みであるとのこと。また、これに基づき、両国は潜在的な協力チャンスを検討する見通しである。

イベントのスポンサーであるアルストム（中国）の高岩社長は取材を受けた際、「（アルストム）多国籍企業として、グローバル市場における当社のリーダーとしての地位を保つため、中国市場を無視してはいけない。また、中国市場においてもリーダーとしての地位を確立すべきである。ここ数年来、アルストムにとって中国市場の重要性がますます高まってきている。これは、業務規模だけではなく、生産及び研究開発においても、中国市場は重要な役割を果たしている」と語った。

科学技術フランスシリーズイベントは2014年下半期から徐々に展開される予定である。中には、フランス技術イノベーション展が11月1日～11月15日に開催され、中国・フランス・チームワーク・イノベーション賞が2014年12月4日に発表される予定である。

[JST北京事務所]