[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
科学技術部(MOST)
元記事公開日:
2014/07/15
抄訳記事公開日:
2014/08/19

科学技術部、革新駆動型発展戦略のトップダウン設計で専門家から意見を聞く

徐匡迪主持召开创新驱动发展战略顶层设计咨询专家组会议

本文:

中国科学技術部(MOST)のウェブは2014年7月15日付で、MOSTが革新(イノベーション)駆動型発展戦略のトップダウン設計に向けた諮問専門家グループ会議を開催し、ブレーンストーミングを行ったと伝えた。本記事でその概要をまとめる。

会議では、革新駆動型戦略の目標や構想、重点業務をめぐって議論が行われ、企業の活力強化や市場の役割発揮等について建設的な提言が挙げられた。同諮問専門家グループ長を務める徐匡迪(前中国工程院長)からは、革新駆動型発展戦略は国家戦略として、トップダウン設計に時代的な特徴と段階的なニーズを反映しなければならないと強調した上、企業の内在的原動力の引き起し、市場環境の改善、研究者のモチベーションアップ等に関する制度の改革を強化し、政府から基礎研究へを拡充することが革新駆動型発展の実現するためには重要であると指摘した。

会議に出席した王志剛(MOST党書記)は、専門家たちの討論と提言を高く評価し、トップダウン設計へ充分に取りいれるよう考慮したいと述べた。

[JST北京事務所]