[本文]
-
- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2014/07/30
- 抄訳記事公開日:
- 2014/08/20
-
「未来の家」初代ディレクター決定
- 本文:
-
「未来の家」初代ディレクターにラインホルト教授(Prof. Reinhold)が決まった。これに関して連邦教育研究省(BMBF)は概略以下のような報道発表を行った。
同教授はベルリン大学の地質学の教授であり、博物館館長としても豊かな経験を誇り、また展示内容のマネジメントでも手腕を認められる存在である。これまでベルリン自然科学博物館、バイエルン国立自然科学コレクション等のトップを歴任してきた。
クエネット・ティーレンBMBF次官は「大きな重要課題に直面する今、未来形成のための研究やイノベーションの可能性についての対話は重要な意味を持っている。『未来の家』はこのために最適である」と語った。「未来の家」は、科学的な未来のテーマを明らかにし、それに関する議論をし、政界、学界、経済界、市民を結集させるものである。「未来の家」はベルリンの中心に2017年開館予定。
「未来の家」の運営母体である協会が2014年6月に設立された。BMBF、フンボルト財団、DAAD、ドイツ・レオポルディーナ自然研究アカデミー、ドイツ工学アカデミー、フラウンホーファー応用研究促進協会、ヘルムホルツ協会ドイツ研究センター、マックス・プランク学術振興協会、ライプニッツ学術連合等がメンバーとなっている。経済界からはBASF、バイエル、ベーリンガー、シーメンス、インフィニオン等の研究に力を注ぐ各社が参加。財団としてはドイツ・テレコム財団が名を連ねている。
[DW編集局]