[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
科学技術部(MOST)
元記事公開日:
2014/07/23
抄訳記事公開日:
2014/08/21

中国と米国はイノベーションダイアローグを開催、部門横断型イノベーション政策の課題等について議論する

第五次中美创新对话在京成功举行

本文:

中国科学技術部(MOST)のウェブは2014年7月15日付で、万鋼MOS部長とジョン・P・ホルドレン米国科学技術担当大統領補佐官の共同主催によって、第5回中米イノベーションダイアローグが最近北京で行われたと伝えた。本記事でその概要をまとめる。

万部長は挨拶において、双方はダイアローグを通じて、理解の増進やルールの設定及び多様な領域での協力・競争関係の構築、気候変動・エネルギー問題等における技術イノベーションの交流強化などで幅広く合意に達していると評価した一方、中国政府が更に開放・公平・包容的なイノベーション環境づくりと科学技術分野での開放協力拡大へ力を注いでいると述べた。これに対して、ホルドレン大統領補佐官は、ダイアローグは双方の理解増進、誤解解消及び両国のイノベーション政策における共通点への理解増進とイノベーション経験の共有促進等に貢献していると首肯した上、ナノ科学や脳科学等の計画を例に挙げて、米国内の部門横断で実施するビッグサイエンスプログラムの経験とやり方を紹介した。

両国の行政機関、産業界と学術界からの参加者によって、部門横断型イノベーション政策の実践と課題、公的資金及び他のインセンティブ措置に支援されるイノベーションの経験とノウハウ、バイオ製薬のイノベーションと協力、都市化推進プロセスにおけるスマートインフラ施設等について議論が行われた。

[JST北京事務所]