[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
原子力・代替エネルギー庁(CEA)
元記事公開日:
2014/08/07
抄訳記事公開日:
2014/09/03

福島地方の沿岸河川における微量プルトニウムの分析

Analyse de traces de plutonium dans les rivières côtières de la région de Fukushima

本文:

原子力・代替エネルギー庁(CEA)の2014年8月7日標記報道発表の概要は以下のとおり。

日仏プログラム「TOFU」の一環として、LSCE(CNRS/CEA/UVSQ)およびCEAのチームは日本の筑波大学チームと協力して、福島地方の沿岸河川が運んだ放射性堆積物中に存在するプルトニウム同位元素の初めての精密測定結果をこのほど発表した。本結果は「Environmental Science & Technology」誌の
オンラインサイトに掲載されている。

2011年3月の福島第1原発事故の6ヵ月後に発表され、国立研究機構(ANR)と科学技術振興機構(JST)の日仏「Flash」プロジェクト公募の一環で始まった日仏プログラム「TOFU」は、事故による放射能汚染の主要部分が集積する水路中の放射能汚染粒子の移動を調査する目的を有する。

[DW編集局+JSTパリ事務所]