[本文]

国・地域名:
アイルランド
元記事の言語:
英語
公開機関:
アイルランド通信・エネルギー・天然資源省
元記事公開日:
2014/08/01
抄訳記事公開日:
2014/09/08

エネルギー政策に関するグリーンペーパー

Minister White welcomes enthusiastic response to Public Consultation on Energy Policy Green Paper

本文:

アイルランド通信・エネルギー・天然資源省の2014年8月1日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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アレックス・ホワイトエネルギー担当大臣は、エネルギー政策に関するグリーンペーパーに対して数多くの意見書が寄せられたことを発表した。このグリーンペーパーは、様々なステークホルダーの間にアイルランドのエネルギー政策に関する熱心な議論を巻き起こした。

この意見書をもとに、秋にはステークホルダーを巻き込みさらなる取り組みが行われ、意見書で特定された問題点が十分に理解されるようにしていく。ホワイトペーパー執筆の際の前提事項が分析され、精査されることが何よりも重要である。

書面によるパブリックコンサルテーションに続き、担当職員による詳細な分析が行われる。2015年半ばのホワイトペーパー完成を視野に、同年第1四半期に草案作成が開始、進められる予定である。新たなエネルギー政策の枠組みは、EUの2030年に向けた気候変動・エネルギー政策目標(2030 Framework for Climate and Energy)に対して提出されたアイルランドの見解を指針に作成されることになっているという点、および来年の11月にパリで開かれる国連のCOP21(第21回気候変動枠組条約締約国会議)の準備が進められているという点において、時宜に叶ったものとなるであろう。

[JSTパリ事務所]