[本文]
-
- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ研究振興協会(DFG)
- 元記事公開日:
- 2014/08/25
- 抄訳記事公開日:
- 2014/09/11
-
アメリカでトップ研究人材を募集
- 本文:
-
German Academic International Network(GAIN)がボストンで第14回年次大会を開催する。これに関してアレキサンダー・フォン・フンボルト財団、DAAD、ドイツ学術振興会(DFG)は概略下記のような報道発表を行った、
GAINの第14回年次大会の中心テーマは、ドイツにおける科学システムの展望とキャリア向上の可能性である。この機会にアメリカ在住の若いドイツ人研究者が、ドイツの学界、政界、経済界の代表者と意見交換をし、ドイツでのキャリアの可能性を探ることを目的としている。今回はボストンで開催され、アメリカとカナダ在住のドイツ人若手研究者約300人が参加すると予想される。ドイツでの研究者としてのキャリアのための「見本市」であり、欧州外で開催されるものとしては最大のものとなる。
ヴィンターマンテルDAAD会長は「今年もたくさんの高い志を持った研究者の参加は誠に喜ばしい。こうした人材は、ドイツとアメリカを結ぶ重要な架け橋である。彼らがどこで活動するかに関わらず、彼らを支援することが肝要である」と語った。またフンボルト財団のアウフデアハイデ事務総長は、「在外ドイツ人研究者は最高人材を巡る国際競争において大きな役割を果たしている。つまり、ドイツの学界、経済界にとって魅力ある存在であるだけでなく、我々の科学システムの長所、短所に対する外からの視点を持っている。彼らの支援によって短所を排除し、長所をより強く認識することができる」と語った。
今年度のGAIN年次大会では、「アカデミアと産業における研究者としてのキャリア」と題して、経済界と学界の間のキャリア・パスを取り上げる。参加者は、さまざまなワークショップやイベントで相互に議論し、ドイツの政治家や経済界代表に自分の希望、努力等を伝えることができる。クエネット・ティーレン連邦教育研究省次官も出席の予定。その他、フォルクスワーゲン社、ベーリンガー社等からも役員が出席。
[DW編集局]