スウェーデン研究会議の2014年8月26日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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スウェーデン研究会議はストックホルム大学による申請を承認し、「海外の優秀な研究者を招聘するための助成金（Grants for international recruitment of leading researchers）」を決定した。これにより、ソフトマター物理学の分野において英国オクスフォード大学と米国イェール大学で活躍する第一級の研究者、John Wettlaufer氏が本助成金により招聘されることになる。

John Wettlaufer氏は、応用可能な数学（applicable mathematics）の教授として2008年から米国イェール大学で、また2013年からは英国オクスフォード大学で教鞭をとっている。2012年にはストックホルムの北欧理論物理学研究所（Nordic Institute for Theoretical Physics）に、ターゲ・エルランデル記念教授（Tage Erlander Professor）として招かれている。

本助成金の目的は、スウェーデンの高等教育機関に対し、海外の一流研究者を招聘するための長期的な機会を提供することであり、この支援によって海外の優れた研究者が、招聘資金を申請した高等教育機関へと研究の場を移すことが可能となる。今回の助成金は、10年間にわたり支給される。

[JSTパリ事務所]