[本文]

国・地域名:
ロシア
元記事の言語:
英語
公開機関:
研究者向けウェブサイト
元記事公開日:
2014/08/15
抄訳記事公開日:
2014/09/17

政府は「メガグラント」プログラムを継続する意向

Further and more. The Government intends to continue the megagrant program

本文:

研究者向けウェブサイトの2014年8月15日付標記記事の概要は以下のとおり。

ロシア教育科学省は、2010年4月9日付ロシア連邦政府決定の改正政令案を準備した。政令案の全文はウェブサイト http://regulation.gov.ru に7月28日に掲載された。これ以降、8月12日まで本政令案は公開討論に付された。

これに先立つ2014年7月31日、同サイトでは「メガグラント・プログラムは延長・拡大される」との見出しで、以下のとおり報じている(http://www.p220.ru/en/home/smi/item/510-fortgrant)。

2016年に終了予定の本プログラムは2020年まで延長される。さらにファンディング額も大幅に増額され、110億ルーブルから250億ルーブルになる。直近のプログラム調整の結果、2013年度の最高助成額は9,000万ルーブルに減額された。さらなる資金を確保するには、最初に助成された額の25%以上の追加予算を(外部から)獲得する必要がある。現在の改正政令案では、プログラムを2020年まで延長し、ファンディング額を255億9,000万ルーブルにほぼ倍増する提案がなされている。

助成金に対する応募要件も変更される。現行の規則ではメガグラントの獲得者は、(助成期間中に)研究論文を少なくとも2回発表するか、イノベーションで特許をとることが求められている。今回の改正で、研究者に期待される要件はもっと厳しくなる。最初の18か月間に少なくとも3件の論文(データベース「Web of Science」に索引される論文)を発表するか、または2件の特許出願をする必要がある。助成後30か月では、研究者に対し、少なくとも5件の論文発表か、3件の特許出願が要求される。

[DW編集局]