国立科学財団(NSF)の2014年8月5日標記報道発表の概要は以下のとおり。

メイン州など6つの管轄区域が、NSFの「競争力のある研究を促進する実験的プログラム(EPSCoR)」の研究基盤改善(RII Track-1)賞を受賞した。

2000万ドルの賞金により、米国のバージン諸島および5つの州の科学・工学学術研究基盤が増強される。5年ごとに授与される本賞は、各管轄区域の経済など重大利益に関連した領域において、基盤的研究、理工系(STEM)教育および職業人材育成を支援する。

各回の賞は技術関連の戦略的テーマが対象になる。また研究、教育、社会福祉事業でも異常気象の影響に関連する経済的・環境的要素が考慮される。ミズーリ州など複数の区域では、農業生産における作物の持続的収穫の科学的実証に取り組む。メイン州など2つの区域では、沿岸部の生態系変動に焦点を当てる。経済界やエンドユーザに焦点を当てたエネルギー・持続可能材料は、ケンタッキー州など2つの区域の中心テーマである。

[DW編集局]