[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
科学技術部(MOST)
元記事公開日:
2014/08/04
抄訳記事公開日:
2014/09/25

中国、国家中長期科学技術計画の中間評価を完了した

《国家中长期科学与技术发展规划纲要(2006-2020)》实施情况中期评估召开领导小组第二次会议

本文:

科学技術部(MOST)のウェブは2014年8月4日付で、「国家中長期科学・技術発展計画要綱(2006~2020)」(以下、「中長期計画」という)の実施状況に対する中間評価を最近完了し、「中長期計画」中間評価指導グループの審議を受けたと伝えた。本記事でその概要をまとめる。

「中長期計画」の実施状況に対するこの中間評価は、MOST等22省庁からなる評価指導グループの指導を受けながら、事前調査、特定テーマ評価、地方評価、国際提言、3院(中国科学院、中国工程院、中国社会科学院)提言、全体評価等に分けて、科学技術、経済、産業、科学研究管理等社会各界の千人以上の国内外専門家にヒヤリングを行う形で実施された。

評価終了後に作成された全体レポートでは、中国が「中長期計画」を実施して以来成し遂げた自主イノベーション能力の向上、イノベーションに資する政策環境の改善等の実績を取りまとめ、科学技術の発展が抱える制度上の根本的課題及び世界的技術革新と産業変革によってもたらされたチャンスと課題を分析し上で、将来の中国経済社会発展に求められる戦略的需要に向けて、重要な施策や科学技術ミッションの設定等について多様な提言をした。

この「中長期計画」中間評価レポートは、国務院へ提出した後、適宜公表される予定である。

[JST北京事務所]