[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
エネルギー省(DOE)
元記事公開日:
2014/08/14
抄訳記事公開日:
2014/09/30

エネルギー省(DOE)、効率性の高い車両技術開発促進に5500万ドル強を投入

Energy Department Invests More Than $55 Million to Advance Efficient Vehicle Technologies

本文:

エネルギー省(DOE)の2014年8月14日標記発表の概要は以下のとおり。

外国産石油への依存度を下げクリーン・エネルギー経済へ移行するというオバマ政権の施策の一環としてDOEは、燃料効率の向上とコスト削減に不可欠な車両技術の研究開発を促進する新規31件のプロジェクトに、5500万ドル強の投資をする旨発表した。これらプロジェクトは、大統領の「EV Everywhere Grand Challenge」の目標・目的を満たすほか、パワートレイン、燃料、タイヤ、周辺システムなどその他の車両技術の向上も狙う。

2012年に発表された「EV Everywhere Grand Challenge」では、米国の自動車産業が2022年までに現在のガソリン車と同じくらいの価格と利便性を備えたプラグイン電気自動車(PEV)の生産でトップに立つことを求めている。

また陸軍省は、次世代車両電源に関するDOEとの技術提携を通して、リチウムイオン・バッテリー技術を凌ぎパワートレインにおける摩擦・摩耗を低減させることに焦点を絞ったプロジェクトを支援する共同ファンディングで、370万ドルの追加支援を行う。

今回発表された採択プロジェクトは、主として次の2つの主題領域に属する。
・「EV Everywhere Grand Challenge」を満たすために不可欠な技術
・乗用車および商用トラックにおける燃料効率の向上策

[DW編集局]