南アフリカ国立研究財団（NRF）の2014年9月8日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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NRFは、カナダの国際開発研究センター（IDRC）から派遣された代表団を迎え、センターとのパートナーシップ進展について意見交換を行った。IDRC幹部および取締役会のメンバーはNRFとともに、国際関係・協力局（IRC）およびDr. van Jaarsveldが主催するアフリカ訪問プログラムに参加する。

NRFは、アフリカ大陸の科学研究助成金給付機関（Science Granting Councils）を支援、強化することを目的とし、IDRCおよび英国の国際開発省（DFID）とともに提案された三者間の能力開発プログラムにおける最大のパートナーである。5年間にわたるこの取り組みは2015年1月に開始され、ファンディング機関を通じて開発志向型の研究に参加することにより、アフリカの最大8つの機関が支援を得られる見込みである。

ステレンボッシュ大学の科学技術評価研究センター（CREST）がIDRCの支援を受けて2013年に行った調査では、アフリカ・サブサハラ地域の17の科学研究助成金給付機関の方針と構造的枠組みが検討された。この調査の主要な結果を踏まえ、IDRCがこれまでに南米で実施している同様の投資に従って共同支援・研究助成計画が進められることになる。

[JSTパリ事務所]