[本文]

国・地域名:
スイス
元記事の言語:
英語
公開機関:
スイス国立科学財団(SNSF)
元記事公開日:
2014/09/09
抄訳記事公開日:
2014/09/30

研究資金供与におけるジェンダーと卓越性

Conference "Gender and Excellence - Challenges in Research Funding" of the SNSF in Bern

本文:

スイス国立科学財団(SNSF)の2014年9月9日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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SNSFは、研究資金供与における男女同権を実現するための新たな手段を見出すことを目的とし、研究者や専門家、一般市民が参加する会議「ジェンダーと卓越性-研究資金供与における課題(原題:Gender and Excellence – Challenges in Research Funding)」を2014年10月22日、スイス・ベルンで開催する。

科学研究分野でトップレベルのポストに就いている女性は依然として少ない。そのため、数々の機会均等推進措置が講じられているにもかかわらず、男性に比べると女性に供与される研究資金も少ない。SNSFは今回の会議で、現行制度のどこが悪く、どこに問題があるのか、新たなアプローチが必要なのかといった疑問点を検討する。

基調講演者は以下の通り。

・Susan M. Gasser(フリードリッヒ・ミーシェル生物医学研究所 理事/バーゼル大学 教授、SNSF男女同権委員会(Gender Equality Commission) 委員長)
・Priyamvada Natarajan(イェール大学天文学部/物理学部 教授)
・Claartje Vinkenburg(アムステルダム自由大学経営・組織学部 准教授)

上記3名の研究者は若手研究者やSNSF研究会議のメンバーとともにパネルディスカッションに参加する。参加費無料。参加申し込みは10月15日まで。

[JSTパリ事務所]