[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
エネルギー省(DOE)
元記事公開日:
2014/08/15
抄訳記事公開日:
2014/10/01

エネルギー省、先進製造技術の熟練者を養成

Energy Department Trains Veterans in Advanced Manufacturing

本文:

エネルギー省(DOE)の2014年8月15日標記記事の概要は以下のとおり。

DOEのエネルギー効率・再生可能エネルギー局(EERE)の試験的取り組みである先進製造技術研修プログラムは、24名の参加を得て成功裏に終了した。ダニエル・ポネマンDOE副長官は8月15日ペリシッピ・ステート・コミュニティ・カレッジで行われた式典で講演し、次のように述べている。

「先進製造技術産業のニーズの変化に対応し、21世紀経済の成長に向けて歩み続けるには、人材を養成し職業人として送り込む必要がある。先進製造技術研修プログラムは、産・官・学が一体となって国家的重要課題に取り組むことで、将来必要とする職業人材を育成することが可能であることを示している」

EEREの先進製造技術オフィスが資金支援を行い、ペリシッピ・ステート・コミュニティ・カレッジがカリキュラムを作成し、オークリッジ大学連合(ORAU)が参加者を募った。24名の研修生のうち、14名が熟練者、3名が現役軍人、2名が予備兵、5名が民間人で、ペリシッピでの3週間の授業、オークリッジ国立研究所(ORNL)の製造技術実証試験施設(MDF)での2週間の実地研修、ORNLのメイン・キャンパスにある科学技術パークでの1週間の炭素繊維複合材料の研修を受けた。

ポネマン副長官が同日発表した次なるプログラムは8月末開始され、ペリシッピ・ステート・コミュニティ・カレッジのコースでは研修生20名を確保し3学期間受け入れる。今回はDOEから提供される3Dプリンターを利用する。研修生はまたORNLや地元企業での研修授業も受ける。

[DW編集局]