アイルランド産業貿易雇用省の2014年9月11日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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リチャード・ブルートン雇用・産業・技術相が、アイルランドの競争力に関する欧州委員会の国際報告書で、オランダ、ドイツ、デンマークと並びアイルランドがEU諸国の中で特に競争力のある国として位置付けられたことを歓迎した。

この報告書は、アイルランドを世界第25位にランク付けした国際経済フォーラムの国際競争力レポートに続いて公表された。25位というランクは、2009年以降のレポートで最高位であり、昨年より3ランク上昇している。ランキングは以下のような評価にも基づく。

 ここ数年のIMD（国際経営開発研究所）競争力ランキングで、アイルランドの順位が2011年の24位から2014年には15位へと着実に上昇している。2014年のランキングは2008年以降で最高位に位置付け。
 『Forbes（フォーブス）』誌が最新の「ビジネスに最適な国（Best Countries for Business）」でアイルランドを第1位に選出。

欧州員会による「欧州競争力報告書2014（Helping Firms Grow－European Competitiveness Report 2014）」では、アイルランドは「競争力が高く、なおかつ向上している」とのカテゴリーに分類され、かつ製造業で雇用従業員1人あたりの労働生産性が最大とされている。

[JSTパリ事務所]