[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2014/08/18
抄訳記事公開日:
2014/10/03

NSF、脳研究の初期構想助成に1,080万ドル

NSF awards $10.8 million in early concept grants for brain research

本文:

国立科学財団(NSF)の2014年8月18日標記報道発表の概要は以下のとおり。

NSFは、脳回路の活動から生じる複雑な挙動を解明する新技術開発の可能性がある36件に「調査研究に関する初期構想助成金(EAGER)」を出すことにした。この助成金は、研究者が脳の働きに関する基本的な疑問に応えられるようにする新たな神経技術開発の加速を求めたオバマ大統領の「ブレイン・イニシアティブ」を支えるNSFの投資メニューを増やすのに役立つ。

NSF EAGER助成金は各々、2年間で30万ドルである。本助成金を受ける研究者は、多くがNSFの助成を受けるのは初めてであるが、脳全体のリアルタイム・イメージングからニューラル・ネットワーク新理論や次世代の光遺伝学に至るまで、一定範囲の概念的・物理的ツールを開発することになる。

助成プロジェクトの大半は学際的な研究者チームを擁する。上記36件の助成金では、科学・工学のほとんど全領域に跨る専門能力を備えた76名の研究者を支援する。プロジェクトの内3件は国際協力が含まれる。

[DW編集局]