[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 地質・鉱山研究所(BRGM)
- 元記事公開日:
- 2014/08/12
- 抄訳記事公開日:
- 2014/10/03
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地質・鉱山研究所(BRGM)、2013年次活動報告を公表
- 本文:
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地質・鉱山研究所(BRGM)が2014年8月12日公表した標記報告書から実績を示す主要な数字等を抜粋要約して以下に記す。
[BRGM理事長の序言から]
2013年は明確な目標を持ったロードマップがBRGMにもたらされた年であった。BRGM理事会が採択し監督省庁と締結した「国・BRGM間目標契約」では、研究の卓越性が他との質の高い提携関係によって強化されるような研究活動の推進を求めている。CNRSとの枠組協定および2013年夏のロレーヌ大学との協定締結はこの目標の証であり、地域の専門化と連携した我々の戦略的意図と合致するものである。
上記目標契約ではまた、当施設にとって重要な課題である「カルノー指定研究機関」について定めている。つまり企業に役立つ企業との提携研究活動を大幅に強化することである。この目標は当施設のEPIC(商工業的公共施設)としての位置づけと完全に合致するもので、政府や企業の応用面のニーズへの対応能力に関するものである。「Géodenergie」(脱炭素エネルギー分野)および「Plat’Inn」(流通経済分野)の両プロジェクトにゴーサインが出たことが、この目標を達成するBRGMの能力を証明している。
[2013年の収入]
補助金、自己収入などによる2013年の収入は143.28百万ユーロで、引当金戻入や特別費用振替分を除けば141.55百万ユーロ、前年比で1.7%の伸びである。活動領域別に見ると次のようになる(単位は百万ユーロ)。
・地質(14.33)
・水(23.52)
・鉱物資源(7.07)
・危機管理(17.29)
・環境・環境技術(20.50)
・地熱(7.16)
・CO2地中貯留(4.31)
・研究・実験(5.36)
・情報システム(8.23)
・廃坑処理(24.99)
・教育研修(1.68)
・その他(7.11)[2013年の運用経費]
2013年の運用経費は総額138.62百万ユーロで、そのうち人件費が69.48百万ユーロである。
[DW編集局+JSTパリ事務所]