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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2014/10/14
- 抄訳記事公開日:
- 2014/11/05
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エネルギー転換のための研究
- 本文:
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エネルギー転換研究フォーラムの「課題会議」が開催される。これに関してドイツ連邦教育研究省(BMBF)は概略以下のような報道発表を行った。
今後数十年のエネルギー研究はどうあるべきか、科学に向けられる喫緊の問題は何か、科学はどこに新しい展望を開くことができるのか。エネルギー転換研究フォーラムの課題会議においてアカデミア、産業界、市民代表、政治家の約300人が議論する。この催しはBMBFが提起した、エネルギー研究フォーラムの枠組みの中ですそ野を広げた社会的対話の一環である。エネルギー転換の成否は、エネルギー供給の転換が全ての社会的グループによって共有され支持されるか否かにかかっている。
ヴァンカBMBF大臣は同会議開催にあたり、ドイツの研究界はエネルギー転換の発展にその優れた専門的知識をもって全力で取り組まなければならないとし、「エネルギー転換にとって重要な長期的研究テーマの確認は、アカデミアだけの課題ではない。今日の課題会議に産業界、市民、連邦及び州の専門政策部門が参加していることを歓迎する」と語った。
講演や討論のテーマは、スマートかつフレキシブルな送電網および蓄電技術で、これによりエネルギー集約的な産業が風力、太陽エネルギーによる電力供給に対応できる。再生可能エネルギーを、水素あるいはメタンガスへ(Power-to-Gas)、熱へ(Power-to-Heat)、化学物質へ(Power-to-Chemicals)と転換するためにどのような解決策があるのか。また新技術を包括的なエネルギーシステムの中に有効に取り入れるために、どのようにして経済的、政治的な基本条件を整備していかなければならないのかも議論のテーマの一つである。
課題会議の結果は「戦略的エネルギー転換研究アジェンダ」に盛り込まれる。連邦政府は同アジェンダによって、エネルギー研究プログラムを更に発展させることになる。
[DW編集局]