[本文]

国・地域名:
オランダ
元記事の言語:
英語
公開機関:
オランダ応用科学研究機構(TNO)
元記事公開日:
2014/10/05
抄訳記事公開日:
2014/11/06

探鉱開発管理のソリューションとなるナショナル・データ・リポジトリの開発

National Data Repository – adaptive E&P management solution

本文:

オランダ応用科学研究機構(TNO)の2014年10月5日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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ナショナル・データ・レポジトリ(NDR)は、国の探鉱開発(E&P)にかかるデータを管理し、政府が炭化水素資源目標を達成できるようにしなければならない。約70年前にオランダで最初に炭化水素(資源)が発見されてから、オランダ応用科学研究機構(TNO)はこうしたデータの管理責任を担っており、石油やガス、その他の天然資源の生産における政府のシェア最大化を支援している。

TNOはNDRとして独自のソフトウェア「DINO Software Suite」を開発している。民間企業向けに調整され、国としては必要のない機能が含まれている可能性のある既製ソフトウェアとは異なり、この独自に開発したソフトウェアは政府のニーズに直接焦点を当てたものとなっている。DINO Software SuiteはTNO独自の成果物であるのみならず、政府の長期的な資源管理目標に従って発展可能なモジュラー構造も持つ。この実証済みシステムにより、E&Pに関連したすべてのデータを効率的に保存、管理および検索することができるほか、例えば地下水や表層地盤のデータを管理するためのオプションのモジュールなども含む。このようなソリューションと自らが蓄積した知識および専門技能により、TNOはE&P開発のあらゆるフェーズにおいてNDR利用を可能とした。

[JSTパリ事務所]