[本文]
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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2014/10/20
- 抄訳記事公開日:
- 2014/11/07
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デジタル世界におけるプライバシー保護新規定
- 本文:
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ヴァンカ連邦教育研究大臣は、「デジタル世界におけるプライバシー及び生活の自己決定に関するフォーラム」に公式のゴーサインを出した。これに関して連邦教育研究省(BMBF)は概略下記のような報道発表を行った。
BMBFは、学際的な同フォーラムによってデジタル時代におけるプライバシーや個人情報の保障に関する新しいコンセプトと解決策の研究を支援することになる。
ヴァンカ大臣は「データの調査、評価するための技術は常に新しくなりつつある今、私的なデータの保護に関する不安が増しつつあることを深刻に受け止めなければならない。プライバシー保護はデジタル世界において当然のことにならなければならない」と語った。
BMBFは同フォーラムに加えデジタル世界におけるプライバシー保護に関する研究振興策を強化し、新しい重点分野として「自己データ保護」を打ち出している。新しい研究プロジェクトにおいては、データトレースを回避しながら、どのように使いやすく個人データの保護をユーザーフレンドリーにすることができるのか、将来いかにして私的なコミュニケーションに暗号技術の利用を普及できるのか、またどのような日常的なツールによって、透明性のある個人データの把握が可能なのか、といった中核的問題と取り組むことになる。これらのプロジェクトの最高助成額は650万ユーロ。
[DW編集局]