2014年08月26日付の「中国科学報」ネット版は、全国青少年科学技術イノベーション・コンテストが北京で閉幕したと報じた。本記事ではその概要をまとめる。

第29回全国青少年科学技術イノベーション・コンテスト（CASTIC）が26日、北京で閉幕した。中国共産党中央政治局委員、国家副主席李源潮氏は閉幕式で、「中華民族の偉大な復興というチャイナ・ドリームを実現するには、世々代々にわたる青少年のイノベーションが欠かせない。青少年が国家のために尽力し、未知なる世界を探索する好奇心を保ち、真理を求める科学精神を身につけ、社会に奉仕する心を育て、努力して国家、社会、国民に役立つ人材になってほしい」と述べた。

中国各地と世界各国からの450人余りの青少年及び200人余りの指導員が今回のコンテストに参加した。8月24日、李源潮副主席が北京園博園で色素増感太陽電池（クロロフィルを利用）、自転車方向変換自動案内装置、プログラマブルロジックコントローラ（programmable logic controller）技術ベースのロボット等の作品を見学し、生徒たちと親しく交流した。

[JST北京事務所]