[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
米国科学振興協会(AAAS)
元記事公開日:
2014/09/11
抄訳記事公開日:
2014/11/13

AAASとピュー・リサーチ・センターが科学に関する世論調査で協力

AAAS and Pew Research Center Collaborate to Survey Opinions on Science

本文:

2014年9月11日付の米国科学振興協会(AAAS)の記事によれば、AAASはピュー・リサーチ・センターとの協力により、科学とその関連事項に関する世論・知識の調査のほか、今日の科学研究と専門的職業の現状に関する米国科学者の見解の比較調査を開始した。

この調査は2009年から行った同様の調査に基づき組み立てられており、これまでの調査では米国民と科学者の間で見解が共通の領域が見られる。両者の大多数が科学的成果の重要な領域として医学およびライフサイエンスの進歩を挙げている。また科学研究のファンディングにおける政府の役割の重要性についてもかなりの一致が見られる。

様々な科学的・社会的課題に関しては科学者と世論との間で意見の隔たりも見られる。たとえば、科学者は傾向として政府にはあまり批判的ではなく、企業に対してより批判的である。一般的に、分野を通して科学者は自分たちの職業に楽観的である。

前回調査から5年後の今、AAASとピュー・リサーチ・センターは、最近の動向を把握し、科学企業関連課題に対する科学者および一般公衆の見方や社会の他の面との接点について理解を深めるべく、再調査を行っている。

[DW編集局]