ニューヨーク市においてガブリエル連邦経済エネルギー大臣が東海岸初のドイツ起業促進センターの設立式典を行った。連邦経済エネルギー省（BMWi）はこれに関して概略下記のような報道発表を行った。

この新しいドイツ起業促進センターはドイツ起業促進センターシリコンバレーの成功に倣ったもの。シリコンバレーセンターは、過去3年間にIT起業家がビジネスをアメリカ市場で展開できるよう、アメリカでのネットワーク立ち上げ、アメリカのリスク資本提供者とコンタクトできるよう数多くの支援をした。

ガブリエルBMWi大臣は、「ドイツの起業家がアメリカの東海岸の拠点において、有効な促進プログラムを利用できるということを歓迎する。多くの起業間もない会社にとって、特にアメリカ市場へ進出を足かがりとした早期の国際化は生き残りをかけた問題である。同センターはシリコンバレー拠点でも、また東海岸拠点においても非常に重要な支援を行う位置づけにある」と語った。

新しいニューヨークのセンターは、今後毎年12社を受け入れることができる。シリコンバレーでは、年間36の起業家 がアメリカで適切な支援プログラムや専門的な関係各所への仲介を受けている。BMWiは両拠点合わせて、2015年以降約200万ユーロを投入する。ニューヨークセンターにおいては情報技術ならびにクリーンテクノロジーに特別なアクセントを置くことになる。

[DW編集局]