[本文]
-
- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2014/10/28
- 抄訳記事公開日:
- 2014/11/18
-
多くの大学生が大学教育に好評価
- 本文:
-
連邦政府が3年に1度行う総合大学・専門大学生を対象にした「学生調査‐大学の状況及び学生の指向」の第2回目となる調査結果がこのほど発表された。これに関して連邦教育研究省(BMBF)は概略下記のような報道発表を行った。
ドイツの大学生は、優れた専門教育を期待するだけでなく、学識と将来の職業生活における高い収入とを結び付けて考えている。同時に学ぶことを通じ、社会的な貢献への期待を持つようになっている。
調査によると多くの学生は、大学生活を早く終了することよりも優秀な終了成績を収めることが大切であるとしている。大学教育については、より実践に即したものを希望している。教育の質に関して、大部分の学生は好意的に評価している。は教育課程の構成に満足していると回答した学生は67%で、 2001年の調査時はこの数字は54%であった。
ヴァンカBMBF大臣は、「本調査の結果は、連邦政府によって推進されているプログラムが、大学教育の状況改善に資していることを表している。同時にこの調査は、大学をどの領域においてより差別化しながら、教育課程における実践要素によって舵取りをしていかなければならないのか、という重要な示唆を与えてくれるものでもある」と語った。
今回の調査は25大学、5,000人の学生を対象に行われた。専門科目の選択、労働市場への期待、教育への要求、博士号等の取得、外国留学経験等々幅広く取り上げている。
[DW編集局]