ガブリエル連邦経済エネルギー大臣は、新イニシアティブ「女性企業ネット」を発表。これに関して連邦経済エネルギー省（BMWi）は概略下記のような報道発表を行った。

「女性企業（“FRAUEN unternehmen“） ネット」イニシアティブに選考され、ドイツ全土から集まった女性企業家に囲まれ大臣は、女性による起業の増加、女性社長の企業の増加をアピールした。

同大臣は、「ドイツは女性の起業家と彼女たちの創造性と企画意欲を必要としている。現在、女性によって設立された企業は全起業数の1/3以下に過ぎない。そこにはまだ可能性が存在している。古い思い込みや障害を排し、より多くの女性が模範となるよう支援していきたい。この強く、賢明な女性と共に新しいイニシアティブによって若い女性を自立へと勇気づけていきたい。これほど多くのハイクラスの、熱意ある女性企業家をネットワークに獲得できたことを大変喜ばしく思う。彼女たちは、女性に何ができるかを証明し、企業家のモデルとなり、経済界に貢献している」と語った。

この新イニシアティブ「女性企業」には、ドイツ全土から360社以上の応募があり、その中から審査委員会は約180人の女性を選考した。今後2年間で、これらの女性は高校、大学、経済振興のイベントを訪れ、社会における女性企業家のプレゼンスを高め、若い女性の自立への関心を喚起することになる。

「女性企業」イニシアティブの助成期間は当初、2年間の予定。同ネットワークの支援のため、連絡事務所が設けられる。

[DW編集局]