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- 国・地域名:
- 南アフリカ
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 南アフリカ国立研究財団(NRF)
- 元記事公開日:
- 2014/11/05
- 抄訳記事公開日:
- 2014/11/26
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NRF、ベルリン宣言に署名
- 本文:
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南アフリカ国立研究財団(NRF)の2014年11月5日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
===2014年10月20日、マックス・プランク協会の会長を務めるマーチン・シュトラートマン教授は、南アフリカ国立研究財団(NRF)が、「自然・人文科学における知識へのオープン・アクセスに関するベルリン宣言」に署名している495の国際的な教育・研究機関に加わったことを歓迎した。
2003年に採択されたベルリン宣言では、学術研究の成果および文化的遺産は、研究者や一般大衆が自由にアクセスし、利用できるようなものであるべきだとの主張がなされている。
ベルリン宣言は、署名した機関に対して以下を奨励している。
1. 学術資料のオープン・アクセス・リポジトリへの支援を強化し、その相互運用性を向上させる一方、エンバーゴ期間を短縮、もしくは可能な場合にはこれを撤廃し、研究成果を再利用するための能力を向上させる。
2. 可能な限り高度な学術基準を満たすような斬新なオープン・アクセス出版モデルを支援し、研究・学術界のニーズに合わせて最適化された出版インフラに投資する。
3. 安定的、機能的かつ真にオープンな学術出版システムに円滑に移行できるよう相互に協力する。この学術出版システムには、研究成果のテキスト全文が出版と同時にオープンになる場合には、学術資料や文化的遺産に関するデータへのアクセスも含まれる。
[JSTパリ事務所]